先輩からのメッセージ

ケアワーカー / 13年目 / 女性

仕事内容

子ども達が生活する『ホーム』で、日常生活のお世話をしています。起床の声掛けから始まり、一緒に食事を摂ったり、遊んだり、宿題をしたり、学校の話をしたりしながら、生活を共にしています。子ども達が生活する場になりますので、掃除や洗濯といった家事全般を行います。また、長期休暇や行事によって、子ども達が楽しめるイベントを企画・運営します。学校や病院、児童相談所など、子どもの支援に必要な機関との協議も行います。

やりがい

現場ではたくさんの子ども達と関わります。年齢層は幅広く、幼稚園入園前のお子さんから、高校生の子と一緒に過ごします。友達のこと、学校のこと、進路のこと、自分自身のこと、年齢によって、様々な壁にぶつかったり、悩みを抱えていたりしますが、一緒に悩んだり、解決策を考えたりしながら、子どもの成長する姿を見守ることができます。また、施設での生活を終えた子どもについて、子どものご家族の方から嬉しい報告を受けた時や、子ども自身が成長した姿を見せに来てくれた時は、とてもやりがいを感じます。一緒に過ごしてきた時間の、楽しかったことはもちろん、大変だったことも、良い思い出として子ども達と語れることは、とても尊いことだと感じています。

大切にしていること

子どもと一緒に過ごす時間を大切にし、子ども自身が、「自分は大切にされている」と感じられる関わりを心掛けています。子ども達の成長はとても早く、ちょっと気を抜いてしまうと、日々は目まぐるしい勢いで過ぎていってしまいます。子ども達が、日々を笑顔で過ごせるように、心身共に成長できるように、大人になった時に、様々な選択が自分の意志で出来るように、私たちが今出来る支援は何があるのかを考え、関わるようにしています。

大変なところ

人の人生においてとても大切な時期に関わるため、職員の言動が子どもに与える影響の大きさや責任の重さを感じます。関わる子どもは多いですが、その一人ひとりに目を配り、向き合っていかなければならないと感じています。一人では抱えきれないこともありますが、様々な分野の専門職の方と協議しながら、その子にとってより良い支援は何なのかを考えています。

ケアワーカー / 9年目 / 男性

仕事内容

私の職種は、児童指導員で、ケアワーカーとして、入所児童に関わる支援を行っています。今は、高校生から幼稚園生の子ども達7名を、3名の職員で担当しています。具体的な支援内容としては、子ども達の衣食住の支援から、学習や自立のサポート、医療機関への通院、家族や関係機関との連絡調整が主な業務となります。

やりがい

日々、一つ一つの関わりを丁寧に積み重ねる事が、子ども達の成長に繋がり、その成長を近くで感じ取れることが1番のやりがいだと思います。子ども達のより良い生活のために、ご家族や関係機関と共に、子ども達と関わることができることも大きなやりがいであると感じています。

大切にしていること

子ども達一人ひとりと向き合う時間を多く持てるように取り組んでいます。また、子ども達それぞれの意見や考えを尊重し、自身の事を自己決定していけるように努めています。そのために、その子の年齢に合わせて、自己決定していけるような支援を心掛けています。

大変なところ

子ども達との日々の関わりや様々な支援を行う上で、大きな責任が伴うことがとても大変なところだと感じています。様々な業務を行う中でも、一つ一つの支援を丁寧に行い、それぞれの業務に対して、責任感を持って取り組むことを心掛けています。

調理員 / 1年目 / 男性

仕事内容

調理をメインとして食材の切込みから行っています。季節に応じた行事食作り、クリスマスケーキ、フルーツやナッツ類をブランデーに漬け込んで作るパウンドケーキなど、和・洋・中そして製菓まで、様々なジャンルの食べ物を作ります。

やりがい

子ども達のために、おいしく料理が作れるよう努力します。お弁当作りから昼食、夕食まで、私達が作った料理を食べてもらうことになるので、とてもやりがいを感じることができます。

大切にしていること

私達の作った料理を食べてもらう子ども達のことを考えて、味付けから切り方までしっかり丁寧に作業します。また、食材を扱うことがメインなので、衛生管理も大切にしています。

大変なところ

幼児さんから高校生の子ども達がいます。そのため、幼児さんの料理では味付けを少し薄くしたり、切り方や茹で方に気を付けたりしています。高校生の子ども達には、しっかりとした栄養バランスとボリュームのバランスを考えながら食事を提供しています。大変ですが、年齢や成長に合わせた食事の提供に取り組むことが大切だと思っています。